JCSS校正サービス
JCSS概要

当社は、認定基準としてJIS Q 17025(ISO/IEC 17025)を用い、認定スキームをISO/IEC 17011に従って運営されているJCSSの下で認定されています。
JCSSを運営している認定機関(IAJapan)は、アジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認に署名しています。
当社JCSS校正室は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。
JCSS 0191は当JCSS校正室の認定番号です。
JCSS校正事業者の認定を取得いたしました
平成19年5月24日付けで、株式会社田中衡機工業所JCSS校正室は、計量法143条による「計量法校正事業者登録制度」(JCSS)の認定を取得いたしました。
「計量法校正事業者登録制度」とは、計量法関連法規及びISO/IEC 17025の要求事項に基づいて、認定機関である独立行政法人製品評価技術基盤機構が校正事業者について校正を行う技術能力があることを認定し、その校正事業者を登録する制度です。
JCSSに登録されたことにより、当社は分銅の校正を行いJCSSマーク付の校正証明書を発行することが可能になりました。
JCSS校正証明書は、国家計量基準とトレーサブルな測定結果であることを証明しています。したがって、従来の校正証明書に要求されていた、トレーサビリティ証明書・トレービリティ体系図・上位機関の校正証明書等は不要になります。
また、当社は「国際MRA対応認定事業者」ですので、当社の発行する校正証明書にはMRAマークが付き国際的に通用するものとなっています。
JCSS登録内容
登録番号 | 登録日 | 登録の区分 | 計量器等の種類 | 校正範囲 |
---|---|---|---|---|
0191 | 平成19年5月24日 | 質量 | 分銅 | 20 kg~50 g |
JCSS校正証明書には不確かさが記載され、各種規格及び法規制に関連した計量器の校正に対応できます。また実用基準分銅の上位分銅としても使用できます。
分銅をお求めの際は、同時にJCSS校正をすることをお勧めいたします。
また、定期的な分銅の校正に当社のJCSS校正サービスを是非ご用命ください。
》「JCSS校正事業者認定取得および校正サービス開始のお知らせ」ダウンロード
JCSS校正の拡張不確かさ
クラス3 (OIML R111 F2 準拠品) |
クラス4 (OIML R111 M1 準拠品) |
クラス5 (OIML R111 M2 準拠品) |
|
---|---|---|---|
公称質量 | 不確かさ | 不確かさ | 不確かさ |
20 kg | 50 mg | 100 mg | 1,000 mg |
10 kg | 30 mg | 60 mg | 500 mg |
5 kg | 20 mg | 30 mg | 250 mg |
2 kg | 10 mg | 15 mg | 100 mg |
1 kg | 3.0 mg | 10 mg | 50 mg |
500 g | 2.0 mg | 7.5 mg | |
200 g | 0.50 mg | 3.0 mg | |
100 g | 0.30 mg | 1.5 mg | |
50 g | 0.20 mg | 0.5 mg |
上記の不確かさは k =2 とした拡張不確かさです。(±U)